CSR(企業の社会的責任)の最も重要な評価要素が環境保護と資源の有効活用です。
生産と再利用の連鎖を事業運営に組み込むことが企業活動の必須条件となってきました。
当社では新しい環境循環型の畜産業を目指し、環境対策にも積極的に取り組んでいます。
環境保護と資源のリサイクルに取り組むにあたり、ナカショクでは下記の許可を取得いたしました。
平成16年 産業廃棄物収集運搬許可 取得
平成18年 化製場設置許可 取得
鶏糞や糞尿から分別した糞はコンポストで約80度の強制発酵を行い、発酵済みのものを肥料として次の工程ペレット工場で製品化しています。
コンポストは各農場に設置されており、発生現場で発酵処理をして、害虫や臭気の発生を抑えています。
当社の環境リサイクル事業の拠点。
農場に設置されたコンポストから発酵済みの糞(原料)を集め、ペレット工場で加工・袋詰めし、年間1万トンの製品を販売しています。
尿と糞が分離できる繁殖農場・離乳農場では、回収した尿は大規模な浄化処理施設で汚水を浄化処理しています。浄化処理後の水は環境基準をクリアしてから放流しています。
発酵段階で発生した臭気を周辺に出さないよう、脱臭槽で吸着・除去します。