ナカショク
フードリサイクル
プロジェクト

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「行先のない食品」
なくして食べ物が無駄なく
循環する未来 を目指して

今、日本では年間約600万トンもの食品ロスが生まれています。この量は、国連世界食糧計画(WFP)が世界の飢えや栄養不足へ支援している食糧支援量約420万トンの1.4倍にも相当し、弊社ナカショクが1年間に生産している肉豚や鶏卵、それに豚や鶏用の飼料総量の約20倍以上にも相当します。
この問題に対して企業として、世の中の為に何かできないか、できる事が有るのではないか?我々も食料を生産する企業。
そんな事からナカショクはフードリサイクル事業を行っています。
色々な理由で「行先のない食品」を弊社のフードリサイクルプラントで粉砕、圧搾を行い日々消費される飼料へ添加しオリジナル飼料としてサイクルさせています。

養豚・
養鶏フード
リサイクル

養豚・養鶏
ナカショクで1年間に消費される飼料は養豚養鶏を合わせて約10万トンです。
この飼料原料の多くは輸入物資で占められており最近の社会情勢や気候変動で安定的に仕入れ供給をする事に企業として多くの労力を費やしています。
商品の品質維持と提供コストのバランスを図り“持続的に企業の発展と社会共生を”ナカショクが長年積み上げてきたノウハウと経験でそれぞれに合致した適切な配合バランスの飼料を自社フードリサイクルプランにて生産し毎日、それぞれの農場へ配送しています。

Food Waste Project フードリサイクル
プロジェクト

01フードリサイクルへの取り組み

私たちは、まず「行先のない食品」の確保に奔走しました。
我々も初めてのプロジェクトで原料の確保には苦労いたしました。
多方面にお声がけをさせていただきナカショクの趣旨をご説明に回りました。
希望が有れば積極的にフードリサイクルプラントの見学を受入れ実際に我々の作業現場を見ていただき共感をいただきました。
その様な企業様より「行先のない食品」を買上げさせていただき“ナカショクオリジナル飼料”として再生を行っております。

02食品の循環と未来を考える

ナカショクは養豚や養鶏を通じ世の中へ豚肉や鶏卵を届けています。
我々が担う一次産業は自然環境に非常に左右されやすい産業です。
10数年前には考えられなかった気温の上昇や突発的な豪雨など我々を取り巻く環境の変化は何処か遠くの国の話ではなくなっています。
世間では2015年9月に、国連の「持続可能な開発サミット」で採択されたSDGs持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)が盛んに叫ばれています。
ナカショクもSDGs目標12 「持続可能な生産消費形態を確保する。」に賛同し自社のフードリサイクルプロジェクトで参画し我々を取り巻く自然環境の保護に努めていきたいと考えました。

03私たちにできること

私たちは日々消費される養豚養鶏用の飼料に自社フードリサイクルプラントにて生産された原料を添加し、自社で消費を行います。
これにより日本で日々排出される食品廃棄を軽減「行先のない食品」を再度、食品の連鎖へ引き戻し微力であっても貧困の撲滅や持続可能な開発の一端を担って行きたいと考えています。